【また君に番号を聞けなかった】
「番号まだ聞けてない段階で曲にしちゃう?」
「いや聞けよ!」
「早く聞けよ!!!」
というツッコミもしやすいこの曲。
あぁ、わかる...わかりすぎる...
だって片想いのひとに番号(というかアドレス)聞くのってほんとにめちゃくちゃ勇気がいるもん...
基本的に奥手な人に響く鬼龍院さんの歌詞。
導入の歌詞がすごく良いんです。
家へ帰る電車に今日もまた乗ってしまった
いつものようにいつも通りに
もう情景がハッキリ浮かぶ!!笑
帰り道に後悔して、家帰って寝る前にフトンで決意して(フトンで決意するところが少年ってゆーか童貞っぽくて最高)また学校で君とちょっと話しただけで満たされて、また帰宅。
ちょっとだけ話したかどうかも怪しいです。たぶん「君」にとっては会話にもなってない可能性あります。
話すだけで汗が出て目を合わせられない...!あぁ!がんばれ!!!!
あと個人的に感動したのは
080の方かな?ドコモかなエーユーかな?という歌詞です。
(いつからかドコモかなエーユーかなソフトバンクかな?に変わってます)
わたしは鬼龍院さんより結構下の世代ですが、中〜高校時代はギチギチのガラケー世代でした。
080か090ってケータイを持ち始めた時期で番号が変わるんですよね。あとケータイの機種でも見え方が変わったり。(わたし的には好きな人はドコモであって欲しかった)
スマホが普及しスマホユーザーがほぼ占めている今、080の方かな?ドコモかなエーユーかな?の歌詞の良さがダイレクトに伝わらないのはちょっとだけ切ない気もしますが、これも時代の変化ですね。
あとは最後の「ガガガSP/卒業」かと思った(大好きな君へ魂の語りTIME)部分。
ギャグじゃないです。ガチです。
赤外線受信部〜〜〜!!!!もうこれ今ハタチぐらいの子理解できないですよ!思い出します。ラインの友達追加じゃないんです。赤外線を合わせて電話帳の連絡先交換するんですよ!ケータイを持つ手が震えるやつ!!
ただこの主人公はまだそこまで辿り着いていないのだが...
もし断られたらもう死んでしまいたい!いっそ殺してくれ!!www
もうヤケクソですね。
ただ、大人になって思うのが、こんなに純粋に素直に人を好きになることってほんとに無くなってくる...ということです。
ある程度経験すると、色々と分かってきて、見えてきてしまう部分もある。
実際、2018年現在34歳の愛を知った鬼龍院さんはもうこんな歌詞書けないと思うんです。
(当時25〜26歳でこの歌詞を書ける鬼龍院さんもなかなかやばい)
あの時のあの気持ちを思い出させてくれるという点でもこの曲、サイコーです。